[2015年12月12日]

寒林の一樹といへど重ならず

大野林火(1904〜82)

寒林が冬の季語。冬木立、枯木立、寒木、裸木なども同意の季語です。
寒林は、葉が落ちた冬の木立を表しています。夏の緑の濃い「夏木立」とは対照的な情景ですね。同じく関連する季語には冬木立や寒木などがあります。寒林は、枯木がずっと並んでいるようなより厳しい寒さが伝わってくるような風景を連想させます。
この句は、常緑樹でしょうか、葉がすべて散ってしまった寒林は、一つの木も重なって見えないという、普段は気がつかない風景を良く表現しています。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・スペインのバルセロナで行われているフィギュアスケートのグランプリファイナル。男子シングルショートプログラム、羽生結弦選手の演技は神業。この勢いでフリーも勝つことでしょう。

投稿者 m-staff : 2015年12月12日 09:42

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