[2015年12月15日]

かまいたち仏に花を怠れば

黛 執

かまいたち(鎌鼬)が冬の季語。鎌風も同意の季語です。
鎌鼬は、古くから日本の地方で言われていました。空気中に何かのはずみで真空に近いところが出来て、人の体がそこに触れると、皮膚が切れて出血します。まだ十分に説明できない現象ですね。これは真空の部分と接触することで体内の圧力がバランスを失い、皮膚が裂けるのだと言われています。新潟や長野に多い現象である、とも言います。
この句では、いつも忘れずに行っていた、仏壇の花を忘れてしまったのは、鎌鼬のせいと作者は思っています。心理的なものでしょうね。
今日は、東京世田谷のボロ市。戦国時代に小田原の北条氏が自由な市を認めたことに由来します。
作者まゆずみ・しゅうの紹介は、2006年3月22日を参照。
(出典:角川学芸出版編「角川季寄せ」角川学芸出版、2014年刊)
・2020年東京五輪の新国立競技場案がA案とB案が公表されました。ここまで来ればどちらでもいいのですが、見た目にはB案の方が斬新ですね。

投稿者 m-staff : 2015年12月15日 09:21

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