[2015年12月20日]

樹のうろの藪柑子にも実の一つ

飯田蛇笏(1885〜1962)

藪柑子(やぶこうじ)が冬の季語。やまたちばな、紫金牛(やぶこうじ)も同意の季語です。
低い山や丘陵の木陰などに見られますね。ヤブコウジ科の常緑小高木。高さは10から30センチほどで草状の小さい木。庭園や盆栽などに植えられ、正月用の飾りにもなります。夏には、葉腋に白い小さな花をつけて、冬には5ミリぐらいの可愛い実が熟します。この名前は、光沢のある常緑の葉と実がたちばなに似て、藪の中に生えることからつけられました。
この句は、樹木のうろ(空洞)に、一つだけ藪柑子の実が赤く見られると詠っています。うろの暗い中の赤い実が印象的ですね。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・昨日は句会で横浜へ出かけました。横浜駅の周辺では、いつも以上の混雑のなか、人混みをかき分けて、改札口にたどり着きました。

投稿者 m-staff : 2015年12月20日 09:55

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