[2015年12月22日]

掛大根月あそばせて家眠る

柴田白葉女(1906〜84)

掛大根(かけだいこん)が冬の季語。大根干すも同意の季語です。
大根を保存食として干して、沢庵や切干にします。冬の越年用に大事な作業ですね。たくさん並べて干しているのは、三浦半島に住む身の日常風景です。
取り入れた大根を杭に張った丸太の段にかけて干します。数本の大根の干すところを藁で結んで、ふりわけにして掛けます。十日ほどでしなびて細くなりますが、これを沢庵漬けにします。現在、食べているのはまことに美味しい限りです。
この句は、その大根を掛けている家を月が静かに見ている風景が浮んできますね。
今日は、冬至。一陽来復とも言いますね。ベランダから向かって左の端の伊豆の大室山の辺りに、太陽が落ちてゆきます。
作者しばた・はくようじょの紹介は、2006年7月4日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・新国立競技場は、どうやらA案が採用されるようですね。B案も捨てがたいけれど、それはそれで決まったら全力で施工されるように願います。

投稿者 m-staff : 2015年12月22日 09:15

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