[2015年12月26日]

枯蔦となり一木を捕縛せり

三橋鷹女(1899〜1972)

枯蔦(かれつた)が冬の季語。蔦枯る、枯蔓なども同意の季語です。
この光景は、枯れた蔦が一本の樹木にしっかりとまとわりついているだけなのに、まるで作者の精神のあり方が伝わって来るようですね。あえて孤高を選んだ意志の強い女性です。
この句の「一木(いちぼく)」や「捕縛(ほばく)」には変なおかしみがあります。このような女性につかまった男性は悲劇というか喜劇というか、なんともなりませんね。
同じ作者に次の句があります。
蔦枯れて一身がんじがらめなり  鷹女
この句は、1961(昭和36)年刊行の句集「羊歯地獄」に所収されています。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:大岡 信著「第九 折々のうた」、岩波新書、1987年刊
・昨日は台所の「レンジフードの掃除」。これはネットで検索して「ダスキン・レンジフードのお掃除」を見つけ、その通りにやったら意外とスムーズでした。また、ネットではそのほかに包丁の研ぎ方、鉋の使い方などを教えてもらいました。

投稿者 m-staff : 2015年12月26日 09:12

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