[2016年01月02日]

初あかりそのまま命あかりかな   

能村登四郎(1911〜2001)

初あかり(明)が新年の季語。初夜明けも同意の季語です。
天気予報の通り、太平洋岸は晴れて、初日の出が見えましたね。
1月1日の朝の射してくる曙の光のことを初明りと言います。初日は出るときですが、初明りは太陽が見えなくても感じられます。この光は身の引き締まる寒さの中で、厳粛にして心にしみる光です。年が改まる最初の朝の光であるので、気持ちの改まる印象深い曙光です。
この句は、見事に「初明り」の本質を捉えています。「命あかり」がそのまま実態をつかまえています。
今日は、初夢、初荷、書初め、皇居一般参賀、箱根駅伝と季語が目白押しの日です。
作者のむら・としろうの紹介は、2006年8月20日を参照。
(出典:角川学芸出版編「角川季寄せ」角川学芸出版、2014年刊)
・昨日は我が家に11人が来襲、賑やかな元旦になりました。

投稿者 m-staff : 2016年01月02日 09:56

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