[2016年01月03日]

歌留多歌老いて肯ふ恋あまた

殿村菟絲子(1909〜2000)

歌留多(かるた)が新年の季語。歌がるた、いろは歌留多、歌留多会、百人一首なども同意の季語です。
歌がるたは和歌を基に作られています。和歌を百首選んで、各一首を記したものを読み札とし、下の句だけを記したものを拾い札にします。その拾い札をまき散らして、読み札の上の句を読むと下の句を取り合います。北海道では下の句を読んで上の句を取り合いました。藤原定家の選んだ小倉百人一首が広く用いられています。
百首の内、43首が恋歌。この句の作者のように若いころは歌かるたにはまっていたようですが、その時はまだ歌の心までは理解できなかった、熟年になってようやく「肯(うべな)ふ」恋歌がたくさんある、と回顧しています。
作者とのむら・としこの紹介は、2005年6月6日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・2日の箱根駅伝は、往路で青山学院が勝ち、そのまま3日の復路も頂いて、総合優勝、2連覇の様相が濃くなりました。連れ合いが母校の活躍を喜んでいます。

投稿者 m-staff : 2016年01月03日 09:16

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