[2016年01月09日]

古都歩きゐて冬の日の真あたらし

鷲谷七菜子

冬の日が冬の季語。冬日、冬日向、冬日影なども同意の季語です。
冬の太陽のこと。その光を「冬日影」ということもありますが、多くは日輪そのものを言います。光も鈍く弱いので「冬日愛すべし」という言葉がありますね。冬の一日も同じように「冬の日」というからには、句作するときはその区別が必要です。
冬の日はまた暮れやすく、冬至を過ぎれば日脚は伸びて、本格的な冬は新年に入ってからです。何もかもが「真あたらし」と実感できるのはやはり「冬の日」に限りますね。
この句では、古都・京都にあって、作者は死と再生を再確認しています。古きを尋ねて新しきを知る心境に入っていると見るべきでしょうね。
作者わしたに・ななこ紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・8日、ニューヨークの株式市場が原油の先物価格が下落したことにより、ダウ平均株価は160ドル以上の値下がり。年初から波乱含みですね。日本の株式市場は12日までお休み。

投稿者 m-staff : 2016年01月09日 09:16

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