[2016年01月12日]

裏白や齢重ねし父と母

百合山羽公(1904〜91)

裏白(うらじろ)が新年の季語。歯朶(しだ)、山草、諸向(もろむき)、歯朶飾るなども同意の季語です。
裏の武山の山道に、歯朶(しだ)の群落があります。もう葉の表面が枯れてきましたね、
隠花植物の一つで、正しい名前が裏白。葉は羽状に分裂して、表面は艶やかな緑色、裏の面は白色なのでこの名があります。古くから新年の飾りに使われました。夫婦共白髪の長寿になぞらえて、また二葉が相対するので「諸向き」とも言われます。夫婦相和し、また常緑のまま繁栄を続けてゆく性質を縁起としています。
この句は、齢(よわい)を重ねた作者の父母に対する思いを素直に詠っていますね。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・今日は祭日明け、三ヶ日が暖かくて穏やかであんまりにも良い天気でしたので、その反動でしょうか、寒く暗い北風の吹く天候になりました。このような時は、体調に気を付けてじっと我慢しているしかありませんね。マンションの庭の黄色いフリージアが震えています。

投稿者 m-staff : 2016年01月12日 09:53

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