[2016年01月14日]
はじめての雪闇に降り闇にやむ
野澤節子(1920〜95)
はじめての雪が冬の季語。初雪、新雪も同意の季語です。
12日の早朝、東京で初雪。平年より9日、昨冬より29日遅いと報道。横浜は霙で、平年より5日、昨冬より18日遅い初雪です。
三浦半島までは初雪になりませんでした。
初雪は、その年の冬に初めて降る雪で、人々は長い冬の耐えるための心の準備を促しますね。初雪は雨に交ってちらちらと降りだしたり、ぱらぱらと地面を打つような霰になるものもあります。年によっては初雪が地面を覆うほど積もることもありますね。初めて地面に積った時は初雪と区別をして「初積雪」と呼んでいます。
この句は、寝静まった夜の間の初雪で、朝起きたらもう終わっていてしんとした寒さだけが残っています。
作者のざわ・せつこの紹介は、2005年3月9日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・人気グループSMAP解散の報道には驚かれた方も多いと思います。ジャニーズ全盛という時代の終焉の始まりかも知れません。「ヒト・モノ・カネ」が絡み合い、すべては「時」が解決するのでしょうね。
投稿者 m-staff : 2016年01月14日 09:05
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