[2016年02月02日]

雨にうたす植木一鉢冬終る

村山古郷(1909〜86)

冬終るが冬の季語。冬尽く、冬の果、冬の名残なども同意の季語です。
暦の上では、もうあとわずかで冬が終わります。今年は暖冬になると言われていましたが、実際は、寒風に震え上がったり、地方によっては大雪が降っていますね。俳句の上では冬が終わっても現実の生活ではまだまだ春は来ませんね。
古く「年浪草」には、「初冬、仲冬、季冬、これを三冬といふ。季冬まさに尽きんとする時なり。」とあります。冬が終わる気持ちと冬への心残りを表現していますね。暦の上での3か月にわたる冬が終わることで、長い冬から抜け出たようなほっとした喜びがあります。
この句では、庭の植木の一つを雨を打たせたままにして、そこに暦の春が終わったと作者は感じています。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・11月に行なわれるアメリカ大統領選の候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会が始まります。ここで選ばれなければ次は無いと言われています。この候補者選びでアメリカの様々な顔が現れて来ます。そこが面白いところですね。

投稿者 m-staff : 2016年02月02日 09:20

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