[2016年02月08日]

山里や男も遊ぶ針供養

村上鬼城(1865〜1938)

針供養が春の季語。針祭る、針納め、納め針、供養針なども同意の季語です。
針供養は、針納めなどとも言われて、その年に使って仕損じた針を、女性の仕事にゆかりのある各地の淡島神社に奉納すること言います。昔は、神前に置いた豆腐やこんにゃくに挿して針を休めました。また紙に包んで納めました。この行事は関東が2月、関西や九州では12月に行われます。
この句は、針仕事が女性の仕事の大きな部分を占めていたころの生活環境を懐かしく思い出させてくれます。山里では「男も遊ぶ」とは面白いですね。我が家では、私の衣服の簡単な針仕事は、当然私がしています。
この句は、1917(大正6)年刊行の「鬼城句集」に所収されています。
今日は、旧正月。陰暦で行う正月のこと。中国の春節。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:大岡 信著「第五 折々のうた」、岩波新書、1986年刊)
・女子ジャンプW杯の第12戦大会で、高梨沙羅選手はもちろん優勝。これで10連勝、11勝目となりました。ところで、男子ゴルフの松山英樹選手が米フェニックスオープンで、プレーオフの末、米ツアー2勝目をゲット。おめでとう。

投稿者 m-staff : 2016年02月08日 09:23

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