[2016年02月10日]

冴え返る日の東京へ帰りけり

渋沢渋亭(1892〜1984)

冴え返るが春の季語。凍(いて)返る、しみ返る、寒戻るなども同意の季語です。
春めいてきたと思う頃に、西高東低の冬型の気圧配置になったり、シベリアからの寒波が入り込んでひとしお寒さを感じたりします。太平洋上を低気圧が通り過ぎるときには、このような寒波の張り出しで、太平洋側に思いがけない雪が降り、大きな被害を受けるときがありますね。
この句は、暖かくなりかけて寒さがぶり返した東京へ帰ったというだけですが、伊豆当たりの避寒地から久しぶりに東京に戻ってみたら、まだ寒さが残っていると慨嘆しているようですね。
作者しぶさわ・じゅうていの紹介は、2007年11月29日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・日が少し長くなりましたね。日の出は6時40分ごろ、日没は17時8分ごろ。ところで東京株式市場は、今朝も売り注文が広がって一時16,000円を割り込んでいます。先行きは、どうなるのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2016年02月10日 09:38

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