[2016年02月11日]

建国の日なり榊の弓を見し

百合山羽公(1904〜91)

建国の日が春の季語。建国記念の日、建国祭も同意の季語です。
戦前は「紀元節」といい、四方拝、天長節、明治節と並んで四大節として祝われました。「日本書紀」に、神武天皇が橿原宮に即位の日とされ、神武紀元元年正月一日を陽暦に換算した日とされています。いずれにしても確証は無く、神話の世界の話ですね。建国記念日として復活したのは1966(昭和41)年のことです。
この句は、建国記念日にめでたくも榊でできた「榊の弓」を見たという吉事がポイントですね。
榊は、ツバキ科常緑低木。葉は厚い革質、深緑色で光沢があります。古来、神木とされ枝葉は神に供え、材は細工物、建築などに用いられます。
作者ゆりやま・うこうの紹介は、2005年12月17日を参照。
(出典:蝸牛社編集部編「新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・日の丸の無い家ばかり建国日  風伯

投稿者 m-staff : 2016年02月11日 09:51

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