[2016年02月18日]

紙風船空あることを愉しくす

河野南畦(1913〜95)

紙風船が春の季語。風船、風船玉、ゴム風船、風船売も同意の季語です。
風船には、紙風船とゴム風船があります。ものの本によると、赤、青、黄色などに五色に染めた蝋紙などに染め上げられた紙風船は、明治の中頃に紙風船が作られたそうです。五色の紙を貼り合わせ、息を入れて膨らませて、ついて遊びます。普通は女の子の遊び。
その後、ゴム風船が現れました。水素をゴムの袋状のものの中に入れて、糸をつけて空中に浮かべます。それには笛がついていて空気が出るとき鳴るような風船もありましたね。ゴム風船は、いまでも景品になることがあります。
この句は、懐かしい紙風船が普段は気が付かない空の存在を気づかせてくれる、と詠っていますね。
作者こうの・なんけいの紹介は、2005年7月21日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・リオ、東京の次の2024年夏のオリンピック・パラリンピックは、パリ、ローマ、ブタペスト、ロサンゼルスの4都市が立候補。2017年9月、ペルーのリマで開かれるIOC総会で決定します。時間はどんどん経過してゆきますね。

投稿者 m-staff : 2016年02月18日 09:41

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