[2016年02月25日]

シクラメン風吹き過ぎる街の角

飯田龍太(1920〜2007)

シクラメンが春の季語。篝火草(かがりびそう)、豚の饅頭も同意の季語です。
マンションのベランダに置いてある植木鉢の中でいま一番元気なのは、シクラメン。厳しい冬を乗り越えて、紅い花を何本も咲かせています。
この花は、歳時記によっては冬、あるいは春と分かれています。ここでは春として取り上げました。
地中海沿岸が原産地で球根植物。明治の半ばごろにわが国で初めて栽培されました。鉢植えにして冬から春にかけて観賞します。根から芋の葉のような葉を多く出して、蝶に似た花をつけますね。開花するに連れて花弁が反転し、この花の形から篝火草ともいいます。紅色、白、ピンク、絞り、八重などの色があり、豚の饅頭というのは、イタリアで豚が放牧中にこの花の球根を食べることから来ています。
この句は、ビル風でしょうか、街の角を強い風が吹いている中で、元気に花を咲かせているシクラメンにエールを送っていますね。
今日は、京都の北野天満宮梅花祭。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・民主党と維新の党の合流問題、コップの中の嵐、勝手にやったら。国民がそっぽ向いているのが分からない議員ばかり、情けないね。

投稿者 m-staff : 2016年02月25日 09:51

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5466