[2016年02月27日]

紅梅の天死際はひとりがよし

古賀まり子(1924〜2014)

紅梅が春の季語。八重紅梅、薄紅梅、未開紅(みかいこう)なども同意の季語です。
近くの公園への散歩道では、白梅が散り始めて、紅梅が咲きはじめました。白梅には早春の冷やかさ、清楚な気品、紅梅にはどことなく暖かさとあでやかさがありますね。
紅梅には、一重咲き、八重咲きがあり、花が大きく、蕾の時から紅い色をしている八重咲きの紅梅を「未開紅」と呼びます。
紅梅は一般的には白梅よりも花期が遅いのですが、品種によっては早咲きもあり、2月初めに開花します。
作者は、2014(平成26)年2月12日に、黄泉の国へ旅立ちました。きっと紅梅が咲いていたのでしょうね。病気という境涯と洗礼による祈りから、生きることのありがたさを切実に思った作者の死に対する心構えを詠っています。
同じ作者に次の句があります。
紅梅や今日の恵は明日の糧  まり子
その通りです。一日一日を大事に生きたいですね。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・スーパーラグビーにJ1サッカー、それにプロ野球のオープン戦と盛りだくさん。寒さを吹き飛ばしてください。

投稿者 m-staff : 2016年02月27日 09:18

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