[2016年03月01日]

牡丹の芽青ざめながらほぐれけり  

加藤三七子(1925〜2005)

牡丹の芽が春の季語。
ようよう厳しい寒さの2月が終わり、3月弥生になりましたね。春の光がゆっくりと広がっているようです。3月を「弥生」と呼ぶようになったのは、「木草弥生い茂る月(きくさいやおいしげるつき)」がつまって「やよい」になったと言われています。
さて、牡丹は5月ごろに咲いて、俳句では夏の季語。その牡丹は寒さに強く、他の植物が冬期の休眠状態であっても、すでに、地中の根は活動をはじめています。したがって、その芽立ちは早く、春早いころに、芽が動き始めます。朱色の太い芽はたくましく、力がみなぎっているようにも見えます。牡丹は、キンポウゲ科の落葉低木で枯れた枝から早春に芽を出します。
この句では、牡丹の芽の枯木同然のような枝からの芽立ちの青ざめているように見えますが、固さが少しずつほぐれていっていると詠っています。
作者かとう・みなこの紹介は、2005年4月12日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・昨晩のなでしこジャパンのサッカーは、見るのが嫌になるような出来の悪さ。佐々木監督の采配不満。さあ、立て直しができるでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年03月01日 09:26

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