[2016年03月03日]

古雛をみなの道ぞいつくしき

橋本多佳子(1899〜1963)

古雛(ふるひいな)が春の季語。雛祭、桃の節句、雛、雛遊、ひひな、初雛、内裏雛、紙雛、雛飾る、雛菓子、雛の灯、雛の客なども同意の季語です。
桃の節句に雛を飾り、女の子の節句として祝います。私のところのように息子が二人では味気のないことです。
中国の古い風俗に、3月上巳の日に、水辺に出て災厄を払う行事があり、それがのちに曲水の宴となり、桃の酒を飲む風習を生みました。のちに3月3日に行うようになり、桃の日とも言われるようなりました。それに日本固有の巳の日の祓いがあり、これに平安時代の雛遊びの伝統が結びついて女の子の無事や成長を祈る祭りになりました。
この句の「いつくし」は、気品や威厳のある美しさを言います。女性から見て、古雛にこそ女の道の「厳し、慈し、美し」を感じているようですね。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・なでしこジャパンは、佐々木監督以下、澤穂希が引退した後の苦しみを味わっています。第1期黄金時代は過去のこと。新しい血を入れて、もう一度始めからやり直すことですね。

投稿者 m-staff : 2016年03月03日 09:34

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