[2016年03月05日]

水あふれゐて啓蟄の最上川

森 澄雄(1919〜2010)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
今日は、啓蟄。24節気の一つ。雨水の後15日に当たります。土の中に冬眠をしていた虫たちが穴から出て来ることを言います。「啓蟄」に関連した季語には「蟻穴を出づ」「地虫穴を出づ」などがありますね。
「啓蟄」には、天地が春の躍動を始めた喜びと活気を表して開放感が込められています。
この句の「最上川」は、山形県の飯豊山(いいでやま)および吾妻山を発源とし、米沢、山形、新庄の各盆地を貫流し、庄内平野を経て酒田市で日本海にそそぐといった記述が広辞苑にあります。日本三大急流の一つです。啓蟄に、その川の水があふれているのは、雪解けの増水に寄るものでしょうね。眼前にその光景が浮かんでくるようです。
作者もり・すみおの紹介は、2005年5月22日を参照
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・卓球団体の世界選手権で日本の女子が北朝鮮を破り、2大会連続で決勝に進みました。15歳の伊藤美誠選手の大活躍が光りますね。男子も準決勝に進出。それにつけても日本の女子サッカーは再建中。

投稿者 m-staff : 2016年03月05日 09:29

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