[2016年03月06日]

鶯餅の持重りする柔らかさ

篠原温亭(1872〜1926)

鶯餅が春の季語。
裏の竹藪で鶯が鳴きはじめました。そうなると鶯餅を食べたくなるのが真情というものですね。さっそく食べてみました。
餡が多く、ふくよかな餅ですね。青大豆で作った黄な粉をまぶして両端を細くしてあります。鶯の羽根の色に似せているところから鶯餅の名前があるのでしょう。また、形からという説もありますが、これは形が様々ですので無理でしょうね。
この句の「持重(もちおも)り」は、持っているうちに重さが増してくるように感ずることを言います。鶯素は、確かに手に取ってみれば見てくれよりも柔らかくて重い感じがします。桜餅や草餅もおいしい時期ですね。
作者しのはら・おんていの紹介は、2012年7月5日を参照
(出典:篠原温亭著「温亭句集」、土上発行所、1927年刊)
・今週のメディアは、5年目を迎える東日本大震災関連の記事や番組が目白押しです。いろいろ考えさせられる一週間になりますね。

投稿者 m-staff : 2016年03月06日 09:54

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