[2016年03月13日]

裏の田に夕餉の芹を摘みて老ゆ

大串 章

芹を摘みが春の季語。芹、根白草、田芹、水芹、根芹、芹の水なども同意の季語です。
芹は春の七草のひとつ。セリ科の多年草。競り合って生えるのが名前の由来と言われています。万葉の時代から食用にされてきました。「根白草」は古名。芹を食べる高貴な女性を見た男性が、思いを伝えようとして芹を摘んで御簾(みす)近くに置きましたが、無視されたという故事があり、「芹摘」には思いをかけても通じないという意味がありますね。
この句の作者は、佐賀県の生れ、「芹摘」には上記のように、思い通りに行かない意味で、夕餉(ゆうげ)のために、芹を摘みながら老いてゆく人生の悲哀を感じさせてくれますね。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・東日本大震災の5年間の復興予算は約26兆円。また、これからの5年間は約6兆5千億円、増税は今後20年間続きます。よくよく中身を精査してほしいですね。

投稿者 m-staff : 2016年03月13日 09:50

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