[2016年03月14日]

古池の古草ぞ世にふさふさと

永田耕衣(1900〜98)

古草(ふるくさ)が春の季語。こまがえる草、草駒返る、古蘆なども同意の季語です。
春になれば、野山のあちこちで若草が芽吹き始めます。その若草に対して、前年から生えていて冬を越した草が「古草」。葉の色が濃く、葉が枯れて、みずみずしい若草とは明らかに違う状態を見せていますね。その古草の間から、青々と萌え出して、冬の大地が若返るところから、老人が若返るという古語の「こまがえる草」という季語が生まれました。
この句では、古い池に生えている古い草にも自らの主張としてふさふさと風になびいていると詠い上げていますね。
今日は、ホワイトデー。連れ合いにバレンタインデーのお返しとして小さなチョコを用意しました。
作者ながた・こういの紹介は、2005年2月25日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・テレビの報道によると、ブラジルでは政治と経済の混乱が続き、現ルセフ大統領の退陣を求めるデモが全土で200万人参加、ルセフ大統領の支持率は11%。リオの五輪は無事に開幕をするのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年03月14日 09:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5484