[2016年03月18日]

殺生の目刺の藁を抜きにけり

川端茅舎(1897〜1941)

目刺(めざし)が春の季語。頬刺(ほおざし)も同意の季語です。
春になると、魚の干物が多く出回りますね。目刺しは、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシなどを、5匹から6匹ずつ竹串や藁に通した干物で、目を刺して売っていますね。鰓から口を刺したものを頬刺しと呼んでいます。庶民の生活の欠かせないもので、旬は冬から早春で、私のところでも、時々テーブルに並んでいます。
この句は、確かに人間という動物は生き物を喰らい、生活をしていますね。毎日が殺生の連続です。
同じ作者に次の句があります。
一聯(れん)の目刺に瓦斯(ガス)の炎かな  茅舎
至極当たり前の印象ですね。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・昨日は橋本へ墓参り。雑草は生えていませんでした。これから生えるであろう雑草に向けて、除草剤を撒いてきました。

投稿者 m-staff : 2016年03月18日 09:29

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