[2016年03月19日]

鳥帰る黄の花あまた庭に咲き

五所平之助((1902〜81)

鳥帰るが春の季語。子鳥帰る、帰る鳥、鳥引く、引鳥なども同意の季語です。
秋になって北方から鳥が春になって北方へ帰ることを言います。雁、鴨、鶴、白鳥、など。小鳥ではツグミ、シロハラ、アトリ、カシラダカ、クロジ、マヒワなど、ムクドリ、ウズラなども関東以西から東北地方へ帰ります。これらの子鳥類は大群で飛来して、帰る時にはバラバラで目立たなく消えます。
この句のように春になると咲く花には、黄色のものが多く見られますね。クロッカス、山茱萸、黄水仙、蒲公英、ミモザ、金盞花、金鳳花、菜の花、山吹、連翹、水菜などなど数え上げれば切りもありません。
春になったという印象が庭の風情からも感じられますね。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・今日は横浜で句会。雨が降っていて足元が悪そうです。午後には風が強くなりそうとか、桜はまだ開花しませんね。

投稿者 m-staff : 2016年03月19日 08:50

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