[2016年03月22日]

遍路老ゆ歩々におのれを落し来て

佐野まもる(1901〜84)

遍路が春の季語。
四国において、弘法大師ゆかりの霊場を88か所巡礼すること、またその人を言います。阿波に23、土佐に16、伊予に26、讃岐に23か所あって、このごろは外国人も廻っているようですね。その全行程は300里あまり、40日ほどかかります。3月から5月にかけて盛んに行われます。同行二人は弘法大師と歩むの意味。亡くなった肉親の菩提を祈るため、後生を祈るためなど、遍路に出る気持ちには胸を打たれますね。
この句では、俗物性から離脱する旅ですが、長い年月に老いてしまったという感慨は否めませんね。
同じ作者に次の句があります。
子遍路のわらぢが可憐躓くな  まもる
祷りは必ず通ずると信じたくなります。
作者さの・まもるの紹介は、2006年7月6日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・カーリングの女子世界選手権、日本チームは氷の状態が読めずにデンマークに完敗。そのあとの韓国戦は延長で勝ち切りました。これで4勝1敗。明日は強いスイスと当たり,そのあとはスウェーデン。じっくり作戦を練らなければなりませんね。

投稿者 m-staff : 2016年03月22日 09:05

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