[2016年03月25日]

まなかひに青空落つる茅花かな

芝 不器男(1903〜30)

茅花(つばな)が春の季語。針芽(つばな)、あさぢがはな、茅花野、茅萱(ちがや)の花、ちばな、しらはぐさなども同意の季語です。
どこでも見られますが、茅萱の若い花穂を茅花と言います。イネ科の多年草。茅萱は野原、草原に群生して、とても生命力の強い草ですね。葉の出る前に50センチほどの茎が伸びて、長さが10から20センチほどの白い花穂を出します。草原の風に銀色の茅花が売れている様子は美しく感じます。萌え出たばかりの花穂や白い地下茎は甘みがあり、昔は子供たちが噛んで遊んだものです。
この句の「まなかい」は、目と目の間、目の前、間の辺りという意味です。そのまなかいに青空が落ちるとは、とても若々しくて、詩的な表現ですね。茅花が風邪で揺れている様子は柔らかく、春の感触が伝わってきます。
作者しば・ふきおの紹介は、2005年5月24日を参照
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・カーリングの女子世界選手権、日本チームは格上のスコットランドとカナダになんと両方とも途中でギブアップということで完勝しました。この次は4チームによるプレイオフとなります。ここまで来たら目標は優勝ですね。

投稿者 m-staff : 2016年03月25日 08:51

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