[2016年03月28日]

木の芽和つつく隅隅まで母郷

平畑静塔(1905〜97)

木の芽和(きのめあえ)が春の季語。山椒和、このめあへも同意の季語です。
木の芽和は、春の香りを味わう料理で、味噌に山椒の若葉を刻み込んで砂糖とともにすりつぶし、酒と煮だし汁でゆるくした木の芽味噌に、たけのこや茹でた野菜、こんにゃく、イカなどを絡ませて和えたものですね。
この句の「つつく」は、箸で食べ物などを取って食べる意味です。ここで切れる二句一章になっています。作者は久しぶりに故郷に帰っているのでしょうね。酒でも飲んで寛いでいる様子が伝わってきます。故郷のどんなに細かい隅々にまで懐かしさがこもっている光景がわかります。
作者ひらはた・せいとうの紹介は、2005年4月7日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・カーリングの女子世界選手権閉幕、日本チーム(LS北見)は準優勝の快挙。やはりスイスは強かった。今年は、北海道新幹線の開業と「ロコ・ソラーレ(常呂の太陽)」の活躍で道民は大いに盛り上がっていることでしょう。同じ道産子として嬉しい限りです。

投稿者 m-staff : 2016年03月28日 09:53

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