[2016年04月02日]

午過ぎの花閉ぢかかる犬ふぐり

松本たかし(1906〜56)

犬ふぐりが春の季語。いぬのふぐり、ひょうたんぐさなども同意の季語です。
この花を見かけると春だと実感しますね。散歩道で良く見かけます。
ゴマノハグサ科の多年草。この科では、イヌフグリ、ジギタリス、キンギョソウなど。俳句で詠まれるのはオオイヌノフグリ。春になると道端などに群れて咲いている瑠璃色の小さな花。ほかの草花が咲かない時期に、春の空のような鮮やかな花を咲かせます。花を咲かせた後に、短い毛を密生した球形の果実を2個並べたようにつけ、その形が犬の陰嚢に似ているところからこの名前が付けられました。
この句のように、朝日を受けて花が開き、夕べには閉じます。たしかに、午(ひる)過ぎにはもう花が閉じようとしているそのことを詠っています。犬ふぐりという名前を俳人は愛し好んで句を作っていますね。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・午前中に、ボストンではフィギュアスケートの羽生結弦が、マイアミではテニスの錦織圭が勝利に向けて汗をかいています。

投稿者 m-staff : 2016年04月02日 09:25

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