[2016年04月04日]

花冷や掃いて女の塵すこし

稲垣きくの(1906〜87)

花冷(はなびえ)が春の季語。花の冷えも同意の季語です。
桜の遅速についていえば、早く咲くもの遅く咲くもの、散歩者としては気がかりな季節です。
桜の花の咲くころともなれば、春らしい暖かさが中心になりますが、太平洋側を低気圧が通り過ぎた後に、急に寒くなったりすることがあります。そのような冷え込みの後にやって来る低気圧によって冷たい雨になったり、ときには山間部では雪になります。京都や奈良の寒さは良く知られています。雨や曇りの日だけでなく、晴天の日も冷やかさを覚えて花の色も青ざめて見えますね。
この句では、花冷えのころの、女の塵が取り上げられていますが、男の塵も少しどころ以上にありますね。これは天候によって、落ち着かない気持ちの在りどころを繊細に表現しています。
今日は、清明。万物清らかで、はつらつとしているという意味。
作者いながき・きくのの紹介は、2006年6月8日を参照
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・テニスの錦織圭選手、やはりサーブが決まらなければジョコビッチに勝つことは難しいですね。さあ、明日からメジャーリーグが始まります。5日の午前2時にヤンキースとアストロズの試合開始。松井秀樹が始球式、田中将大が開幕投手。起きていれば蒲団の中からテレビを見ます。

投稿者 m-staff : 2016年04月04日 09:54

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