[2016年04月07日]

鶯の次の声待つ吉祥天

加藤知世子(1909〜86)

鶯が春の季語。黄鳥(うぐいす)、鶯の初音、鶯の谷渡り、春告鳥(はるつげどり)、匂鳥(においどり)、花見鳥、流鶯(りゅうおう)なども同意の季語です。
裏の武山の山道では、しきりに鶯が鳴いています。上手なもの、下手くそなもの、それでも鶯は春の鳥として心を慰めてくれますね。
この句は、1977(昭和52)年の作品。1986(昭和61)年刊行の第6句集「頬杖」に所収されています。
この句の吉祥天(きっしょうてん)は、容姿端麗、衆生に福徳をもたらすとされる天女、仏像や画像で広く親しまれていますね。この句は、その天女のふくよかであでやかな姿を上手く伝えています。一声鳴いた後の次の声に手間取る春の鶯、天女とともに人も待っています。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月24日を参照。
(出典:加藤知世子著「加藤知世子全句集」、邑書林、1991年刊)
・今日これから(朝10時)、ドジャースの前田健太投手は、パドレス戦に先発登板、さてどこまで通用するかしら。それにしても昨日のニューヨークは温度が2度、晴れていても風が冷たそうでしたね。

投稿者 m-staff : 2016年04月07日 09:34

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