[2016年04月08日]

降り足りて夜空むらさき仏生会

鍵和田秞子

仏生会(ぶっしょうえ)が春の季語。花まつり、灌仏会(かんぶつえ)、降誕会、誕生会、俗仏会も同意の季語です。
釈迦の誕生日とされる4月8日に寺院で行われる法会のこと。特に、灌仏が代表的な行事で、灌仏会、俗仏会などとも言われます。花祭りとも言い、山門内や本堂の入り口に花御堂が作られて、その中に右手が天を指し左手で地を指して童姿の釈迦像が立ちます。この像に参拝の人が甘茶を掛けます。奈良時代から盛んになり、宮中行事にもなりました。
この句では、盛んに降っていた雨も上がり、夜空が紫色に染まって仏生会の時を迎えたと詠っています。釈迦の「天上天下唯我独尊」の声が聞こえるようですね。
作者かぎわだ・ゆうこの紹介は、2005年5月28日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・「パナマ文書」の公表でアイスランドの首相が辞任。この影響は各国にもおよび、ますます波紋が広がる勢いです。プーチン大統領はロシアへの揺さぶりだとして強く否定しています。

投稿者 m-staff : 2016年04月08日 09:19

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