[2016年04月10日]

或る落花谷へ墜ちゆくいつしんに

田川飛旅子(1914〜99)

落花が春の季語。散る桜、花吹雪、飛花、花散る、花の滝、花屑、花の塵、花筏なども同意の季語です。
桜の花の散ることを言います。満開の桜のころには強い季節風が吹きますね。「花に嵐」のたとえの通りの光景となります。満開の桜がはかなくも風に散るのは残念ですが、その散り際をいさぎよしとして、「花は桜木人は武士」などとも言われてきました。花の散る様子を「花吹雪」、「花の滝」と言います。花びらの散り敷いた地面も見方によっては美しく感じます。
この句もその落花の様子を伝えるのに「一心」という言葉で飾っていますね。これはきっと「山桜」でしょうね。「或る落花」とわざわざ述べているのはいささか意味深ですね。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照
(出典:平井照敏著「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・中国では、海外の商品を買って中国に持ち込む海外購入品の課税を強化すると報道されています。いわゆる「爆買い」を抑制するための措置ですが、どのような影響が出て来るかわかりません。これから見ものですね。

投稿者 m-staff : 2016年04月10日 09:59

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