[2016年04月11日]

しだれつつこの世の花と咲きにけり

藤田湘子(1926〜2005)

しだれる花が春の季語。枝垂桜、糸桜、紅枝垂、枝垂彼岸なども同意の季語です。
その姿から「糸桜」とも呼ばれます。細い枝が糸のように上から垂れて、淡紅色の花をつけて咲く様子は艶麗に見えますね。江戸彼岸の変種で、3月下旬ころから咲き始めます。古くから社寺や庭園に植えられた園芸種で、染井吉野とは開花期がずれます。灯りに浮かぶととても幻想的に見えますね。とりわけ京都には、祇園や平安神宮の紅枝垂などの大きな名木が多く、郷土の花になっています。
この句は、一句一章で優美な感覚を表現しています。あでやかな枝垂桜の姿が浮かんでくるようですね。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:石 寒太著「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今日はヤンキースの田中投手の出番でしたが、雨のために順延。アメリカのベースボールは、ドーム球場の「屋球」ではなく「野球」ですから、雨が大敵ですね。イチローは今日もベンチを温めています。

投稿者 m-staff : 2016年04月11日 09:12

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