[2016年04月12日]

海棠に乙女の朝の素顔立つ

赤尾兜子(1925〜81)

海棠(かいどう)が春の季語。花海棠、ねむれる花、海紅なども同意の季語です。
近くの竹川のほとりには、海棠が5本ほど並んで春を迎えています。特に雨上りに見る海棠は鮮烈な印象を受けますね。
バラ科の落葉低木。春の代表的な花の一つです。4月ごろになると、薄紅色の五弁花が房状に集まって咲きます。花の柄が長いのでうつむき加減になり、その姿は濃艶で昔から悩める美女にたとえられています。また、「ねむれる花」は、楊貴妃の酔った後の姿を海棠にたとえたと言われています。
この句では、乙女の寝覚めに朝の素顔の様子と海棠の濃艶さを対比させて面白く感じますね。特に難解な句を作る作者にしては珍しい作品になっています。
作者あかお・とうしの紹介は、2005年10月24日を参照
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・ニューヨークでマーリンズはメッツと対戦中。イチローは、ベンチスタート。試合は4回で8対0、マーリンズが勝っています。これでは出番がありそうですね。

投稿者 m-staff : 2016年04月12日 09:32

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/5513