[2016年04月14日]

志学以後抽出に秘め花の種

有馬朗人

花の種が春の季語。種物、種売、種袋、種物屋なども同意の季語です。
稲の籾以外の、春に蒔く穀類、蔬菜、草花の種子を一般に種物と言います。種はそれぞれ絵や写真のある美しい袋に入っているので嬉しく感じますね。
この句の孔子の「論語」には次の言葉があります。
「吾十有五而志於学」。15歳にして学問を志すこと。
作者も孔子と同じく十五歳で学問に志して以後、たゆまぬ努力があったことでしょうね。その大事な種が「花の種」で、それをいつ地に撒き、花を咲かせるか、抽斗に入れてその機会を待ったという意味です。作者は有名な学者で様々な分野で花を咲かせることになりますが、秘めた期間の長かったことを句で表しています。
作者ありま・あきとの紹介は、2005年1月11日を参照
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・マーリンズのイチローは2番センターで今季初先発。2塁打を打ちました。試合は残念ながら2対1で負けました。それにしても元気な42歳です。

投稿者 m-staff : 2016年04月14日 09:29

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