[2016年04月16日]

現し身の修羅をつつめる花衣 

山上樹実雄(1931〜2014)

花衣が春の季語。花見衣、花見小袖なども同意の季語です。
お花見に行く時に着る女性の晴れ着を言います。古くは表が白で、裏が蘇芳色をしたかさねの色目のことを花衣と言いました。現在では花見に着てゆくときの女性の服装全般を花にたとえて言うようになりました。また、桜の花が衣服に散りかかったのを言うという説もあります。
この句で作者は、現世での喜怒哀楽である、「修羅」を衣に包んで花見をすると強烈に詠っていますね。女性に対して何か思うところがあるようです。
作者やまがみ・きみおの紹介は、2005年4月16日を参照。
(出典:宇多喜代子他編「日本の歳時記」小学館、2012年刊)
・今朝の1時25分に熊本県でまた地震。そのあとがすごいことに震度以上の地震が25回起きています。その範囲は、熊本から大分にまで広がってきました。阿蘇山は大丈夫なのでしょうか。本日は横浜で句会です。

投稿者 m-staff : 2016年04月16日 08:47

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