[2016年04月23日]

鷹の巣や太虚に澄める日一つ

橋本鶏二(1907〜90)

鷹の巣が春の季語。鳥の巣、小鳥の巣、巣組み、巣ごもり、巣がくれ、巣鳥、鷲巣、鶴の巣、鳶の巣なども同意の季語です。
今日は74歳の誕生日。生れてから27,030日目。毎日を穏やかに、お陰様で健康に過ごしております。
ところで、もともと鳥の巣は、卵や雛の住まいなので、孵化後はすぐに羽根もはえず、もっぱら親鳥に育まれなければ独立できませんね。鷹、鷺、鷲などの巣は複雑な構造を持っています。雛の巣だった後は放置されます。
この句では、近づきがたい絶壁や木の上に作られている鷹の巣に対して、大空に澄み耀く日輪を持ってきた取り合わせに感心いたします。大胆な把握と客観写生で、自然の中の新しい生命と物の形を求めています。「太虚(たいきょ)」は、「おおぞら」を言います。
作者はしもと・けいじの紹介は、2010年9月21日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・14日に発生した熊本大地震から1週間を過ぎてもまだ大きな地震が来そうで安心できませんね。四六時中、地面が揺れている状態とはどのようなことなのか想像するのに恐ろしいことです。東日本大震災から5年、災害はまだまだ続きます。

投稿者 m-staff : 2016年04月23日 09:26

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