[2016年04月24日]

夕ぐれの水ひろびろと残花かな   

川崎展宏(1927〜2009)

残花(ざんか)が春の季語。残桜(ざんおう)、残る花、名残の花、残る桜なども同意の季語です。
残花とは、散り残った桜の花のこと。古歌では、残花は題として見られるものの春にも夏にも受けとめて詠まれています。一般に、春に散り残った花を「残花」として春に、立夏を過ぎても咲き残る花を「余花」として夏に、また「残る花」を夏としているところもあります。山に入って青葉の中に咲き残っている花を仰ぐのは気持ちの良いものですね。
この句の状況は、春の夕暮れの広々とした池でしょうか。まだ桜が枝に少し残っていて、池の水面にかかっています。桜が散るのを惜しみでいるように見えますね。
この句は1990(平成2)年刊行の句集「夏」に所収されています。
作者かわさき・てんこうの紹介は、2006年2月21日を参照。
(出典:平井照敏編「現代の俳句」、講談社、1993年刊)
・ドイツのメルケル首相は、シリア国内に「安全地帯を作る」というトルコの案に賛成を表明しました。この1年間にドイツにたどりついた難民、移民が100万人超えたことによります。さて、シリアの馬鹿アサド大統領はどのように反応するでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年04月24日 09:56

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