[2016年04月26日]

蒲公英の絮吹いてすぐ仲好しに   

堀口星眠(1923〜2014)

蒲公英(たんぽぽ)の絮(わた)が春の季語。鼓草、藤菜なども同意の季語です。
草原で蒲公英が咲き初め、早いものはもう絮を飛ばしていますね。キク科の多年草。野原や道端でいたるところに顔を見せています。根の上の方には地下茎があり、切れ込みの深い多くの葉の間から数本の花茎を出して、その頂に黄色の花を咲かせます。関西では白い蒲公英が主流です。藤菜は日本の古名ですが、近年は在来種がほとんどユーロッパ原産の西洋蒲公英に駆逐されました。蒲公英は子供のころからの懐かしい植物で、花の後の絮を吹いてとばすのは楽しい遊びですね。
この句は、その楽しい遊びを眼前に広げてくれます。誰もが優しい気持ちにさせられる句です。
作者ほりぐち・せいみんの紹介は、2005年8月27日を参照
(出典:大岡 信著「百人百句」講談社、2001年刊)
・2020年の東京五輪のエンブレムは、市松模様と藍色が特徴の作品Aで決定しました。地味という印象ですが、使ううちにそれも慣れて来るでしょう。日本的なデザインでよその国にはないものですから、決まれば多くの賛成が得られることでしょうね。

投稿者 m-staff : 2016年04月26日 09:11

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