[2016年05月05日]

夏立つや衣桁にかはる風の色

横井也有(1702〜83)

夏立つが夏の季語。立夏、夏に入る、夏来るなども同意の季語です。
暦の上では、今日から夏に入り、衣替えの季節でもありますね。衣桁(いこう)は、着物などをかけておく家具です。形は鳥居に似ています。衣架(いか)、みそかけ、かけさお、衣紋掛けなどの名前があります。そこに掛けてあるのは綿入れではなく、初夏を思わせる袷(あわせ)。江戸時代の風習がよくわかりますね。この作者は日常にある様々な在り様に素材を見つけて軽妙な才気に特徴があります。
この句のように、衣の色が変わったのを風の色で表現するのは現代にも通ずる良さがありますね。
今日は、子どもの日、端午の節句。
作者よこい・やゆうは、名古屋の生まれ。横井家は尾張徳川家に
仕えました。也有も大番頭、寺社奉行などを歴任。晩年は隠居を
して俳諧に専念。ほかに俳文、絵画、和歌、狂歌などをものにし
ました。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・アメリカの大統領選挙は、共和党がトランプ氏、民主党がヒラリー・クリントン氏に決まりそうです。こうなるとやはりヒラリーの勝ちですね。黒人の次は女性の大統領誕生。アメリカは新しい世紀に突入します。

投稿者 m-staff : 2016年05月05日 09:09

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