[2016年05月10日]

張る糸に添うて種蒔く卯月かな

田村奎三

卯月(うづき)が夏の季語。
卯月は、十二支の卯の月、また、苗植月(なえうえづき)の転、陰暦4月の異称。
卯の花が咲く月の意味もありますが、種を植える月の方を取りますね。作者は生地の岡山県のどこかで種をまく光景を目にした時に作ったようです。日本人は古来農事にいそしんでこの国を作ってきました。そのような日常が自然のふくよかさと交わるところに新しい想像が生まれます。田んぼに糸を張って種をまくのは風景が暖かく広がっています。
今日から愛鳥週間。
作者たむら・けいぞうの紹介は、2010年1月28日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・世界のお金持ちの隠れた資産運用を暴露した「パナマ文書」が
各国の記者たちにより公表されました。これによって日本の資産家たちは大慌て。しばらくはその話題が続きそうですね。

投稿者 m-staff : 2016年05月10日 09:35

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