[2016年05月15日]

竹の葉の散りぬるまぶた明りせり

岸田稚魚(1918〜88)

竹の葉散るが夏の季語。竹落葉、笹散るも同意の季語です。
竹はイネ科で、竹と笹に分かれます。筍が伸びるにつれて竹の皮が落ちるものを竹、落ちないものが笹ですね。竹は「古事記」にも取り上げられるように、古くから日本人の生活に深い植物です。
初夏に新しい葉が生まれると、常緑樹と同じように古い葉が落ちます。
この句では、作者は落葉の中に立って軽く目をつぶっています。その薄い瞼に、しきりに竹の葉が散っています。その閉じた瞼に竹落葉の明るさを「まぶた明り」という言葉で表現しています。
何か不幸があったのでしょうね。
今日は、沖縄が本土にして44年目の復帰記念日。在日アメリカ軍の専用施設の74%が沖縄に集中しています。トランプ氏がもし大統領になったらどうなるのでしょうね。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月1日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・熊本地震は、天草地方や八代海付近、さらにその南側に拡大しそうな予想があります。心配ですね。

投稿者 m-staff : 2016年05月15日 09:38

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