[2016年05月17日]

帯解けば疲れなだるる夕薄暑

古賀まり子(1924〜2014)

夕薄暑が夏の季語。
薄暑は、初夏のやや汗ばむような暑さを言います。
帯は、着物の上から腰に巻いて結ぶ細長い布。帯の歴史には様々な人の思いが込められていますね。和装では、着物と同格で、これを着るうえで大事な要素です。帯は女性にとって特別な意味を持っています。
この句では、作者はどこか晴れやかな場所に出かけていたのでしょうね。薄暑の夕方に帰宅して帯を解いて普段の生活に戻れば、どっと緊張感が緩みます。それを「疲れなだるる」と表現して、これに拍車をかけたのが夕薄暑です。一気に疲れが出た感じが良く出ていますね。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・昨晩9時23分ごろ茨城県南部を震源とする地震があり、関東の広い地域に震度4を記録しました。横須賀は震度2でした。熊本地震のこともあって驚いた人が多かったと思います。安心して生活できませんね。

投稿者 m-staff : 2016年05月17日 09:32

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