[2016年06月01日]

灰皿を硝子にかへて衣替へ

吉屋信子(1896〜1973)

衣替へが夏の季語。更衣も同意の季語です。
6月になりましたね。今年もごちゃごちゃしている間に時間が過ぎてゆきます。
春の衣服を夏物に変える日。昔は陰暦の4月1日に衣服や室内の調度などを冬から夏のものに変え、10月1日には夏のものを冬のものに変えました。宮中や武家、民間で行われてきましたが、明治以降には厳密に区別せずに気候に合わせて変えるようになりました。
この句は、室内の模様替えを比喩的に言っていますね。作者は作家、応接間の灰皿を、陶器から見た目に涼しいガラスのものに変えたのでしょうね。灰皿にも気配りが見られます。今ではこのようなことは見られませんね。
今日は、気象記念日、電波の日。
作者よしや・のぶこの紹介は、2006年1月3日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・プロ野球のセパ交流戦は、どの試合も面白く、清原問題はそっちのけです。

投稿者 m-staff : 2016年06月01日 09:08

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