[2016年06月03日]

栗の花匂ふ真下の水汲場

桂 信子(1914〜2004)

栗の花が夏の季語。花栗、栗咲くなども同意の季語です。
栗の花の強い匂いは独特のものですね。人によっては倦怠感を誘発されるそうです。
ブナ科の落葉高木。栗は日本特産で、鉄道の枕木や家の土台として重要な材でしたが、需要が減り、実を取るために改良されて、畑で栽培されるものが多くなりました。花の時期になると青臭い香りを放ちます。
この句は、その香りのする水汲場でせっせと水を汲んでいる人の姿が浮かんできます。きっと名水なのでしょうね。取り合わせの面白さが光ります。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:青柳志解樹著「俳句の花(上)」、創元社、2008年刊)
・嬉しいニュース。北海道の山林で行方不明になっていた7歳の大和くんが6日ぶりに無事保護されました。まるで奇跡のような話ですね。

投稿者 m-staff : 2016年06月03日 09:18

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