[2016年06月07日]

抱く吾子も梅雨の重みといふべしや

飯田龍太(1920〜2007)

梅雨が夏の季語。走り梅雨、梅雨(ばいう)、黴雨(ばいう)、青梅雨、荒梅雨、梅雨空、梅天(ばいてん)、梅雨雲、梅雨前線、長梅雨、送り梅雨、戻り梅雨なども同意の季語です。
気象庁は、6月5日、関東甲信地方に梅雨入りを発表しましたね。去年よりは2日遅く、平年より3日早いとしています。
梅雨は、じめじめとしたうっとうしいものですが、しみじみとした気配が天地に満ちるときでもあります。梅雨は稲を育て、森を育て、草木は水を吸ってたくさんの栄養を取り、間もなくやって来る本格的な夏にそなえますね。
この句は、確かに幼児を抱けば、いつもとは違ってちょっと置く感じるときがあります。それを作者は梅雨のせいではないかと詠っています。そう言われればそのような気がしますね。
同じ作者に次の句があります。
梅雨の花幼児の声草のごとし  龍太
草のような幼児の声とは、どのような状態なのでしょう。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:角川春樹著「合本俳句歳時記」、角川春樹事務所、1998年刊)
・熊本地方では、震度3の地震が毎日起きています。4月14日からですから、もう2か月になりますね。気象庁はどのタイミングで終息宣言をするのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2016年06月07日 09:47

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