[2016年06月08日]

鮎の宿おあいそよくて飯遅し

山口青邨(1892〜1988)

鮎の宿が夏の季語。年魚、香魚、囮鮎、鮎釣なども同意の季語です。
鮎漁の解禁日は、6月1日のところがほとんどです。釣り師たちは待ちかねて、渓流の釣り場に出かけます。鮎は、釣って良し、食べて良し、更にその姿が無類の美形ときています。それまで閑散としていた鮎の宿も活況を呈します。もとより、季節を当て込んでの商売ですから、人出は不足となりがちです。「飯はまだか」と問えば、「はい、今すぐ」と応じますが、肝心な飯はなかなかでき来ません。「おあいそよくて」ばかりが気になりますね。
この句は、そのような光景が眼前に彷彿させる鮎の宿です。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」、講談社、1995年刊)
・大和君は無事自宅に帰還。野球がしたい、学校へ行きたい、小学校の運動会を楽しみしていると元気に話しました。本当に良かったね。

投稿者 m-staff : 2016年06月08日 09:42

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