[2016年06月12日]

ばら展のばら競ひつつ萎えてゆく

山口波津女(1906〜85)

ばら(薔薇)展が夏の季語。薔薇、そうび、花ばら、薔薇園なども同意の季語です。
このごろは、薔薇と言えば園芸種を指して、その品種は何千にも及ぶそうです。毎年、新種が出されています。一般に花期は初夏。
薔薇は西洋で開発されたので西洋薔薇と言いますが、東洋の野生種との交雑無くしては現代の薔薇は生まれませんでした。
この句は、実景そのままですね。たしかに様々に美を競ってばら展には花が並んでいますが、時間が経てば次々と萎れてきますね。まるで人間の世界のようです。この光景はばら展でなくても例えば横須賀港のヴェルニー公園の薔薇園で同じように感じました。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・暑くなりましたね。昨日は各地で30度以上の真夏日となりました。今日は梅雨前線が北上し、西日本を中心に広い範囲で雨が降ります。空梅雨のような天気が続きますが、やはり豪雨に注意しなければなりませんね。

投稿者 m-staff : 2016年06月12日 09:52

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