[2016年06月14日]

郭公や美田の底に鎮む魂

阿部みどり女(1886〜1980)

郭公(かっこう)が夏の季語。閑古鳥、呼子鳥、かっこ鳥なども同意の季語です。
北海道にいたころは良く鳴き声を聞きました。内地ではほとんど聞いたことはありませんね。
日本名も英名も、カッコーカッコーという鳴き声に由来しているのが面白く感じます。独特の間をおいて、立て続けに鳴きます。特にうるさい感じは無く、夕暮れどきには寂しげに聞こえます。
この句は1960(昭和35)年に北海道の旭川を訪れたときに作られました。作者の父永山武四郎は、二代目の北海道長官。屯田兵の親玉でした。屯田兵によって開拓は進み、今日の美田が作られました。その魂は田の底に眠っているのだ、と詠っています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」、新潮社、2005年刊)
・アメリカのフロリダ州オークランドで起きた銃乱射事件の背景には、様々な原因があるのでしょうが、やはり銃の規制を一番にしなければなりませんね。「刀狩」というよりは「銃器狩」をやるべきです。

投稿者 m-staff : 2016年06月14日 09:00

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